冬の森で見つける物語-ルオムの森の企画展

寒さ厳しい北軽井沢の森の中で 冬を楽しもう!という企画です

動物たちや小鳥たちと親しくなるには冬が一番です

ほんの少しでも 食べ物をプレゼントしたら みんな喜んでくれます

雪の中の足跡はまっすぐなもの 同じところでぐるぐる回っているもの

急に途切れてしまうもの(木に飛び移ったリスでしょうね)

そんな追跡をしているだけでも時間のたつのを忘れます

雪の森に 遊びに来てください

http://luomu.jp

                          2020年3月30日  無事終了いたしました

寒い中、お越しくださったみなさま ありがとうございました。

ムササビ

ムササビ
Japanese giant flying squirrel

 

5月末 友人宅に ムササビが巣作りをしたという話を聞いた。

〝屋根裏の 怪しい物音″の正体が、ムササビだった。

軒天に開けられたキツツキの穴を利用して、直径10㎝くらいの出入り口を作り

子育てをしていた。

2階の軒天はかなりの高さだが、家の中から見上げると、穴から顔を出した

ムササビと挨拶するような格好になる、そんな日が何度かあったとのこと。

巣から出て、庭の木の幹に飛び移ったところが、写真に収められていた。

日本産のネズミ目(齧歯目)の中では最大、皮膜を拡げて飛ぶ様子は、座布団のよう、

と誰もが思うようだ。

最近 森の中に イノシシが頻繁に現れ 路肩の落ち葉を

鼻先で掘り返しながら通った跡が、どこまでも続いている。

もともと この森を住みかとしている動物たちにとっては、

ずいぶん迷惑なことも起こっているのだろう。

心配なことが多い中で、ムササビの元気な暮らしぶりが判ったことは、

とてもうれしい出来事だった。

2019年の冬

2019年の冬
Winter 2019

 

 この冬に入ってから、山に行く機会が見つからず そろそろ春の足音が

聞こえてきている。

ただ、SNSのお陰で 山の便りが届くのはうれしい。

人の少なくなった森の中を キツネが堂々と歩いている、

リスはナラの木に巣を作って飛び回っている、そんなポストを

見ながら、ルオムの森の冬景色を描いてみた。

リスの子育ては冬の間なので、きっとキツネの様子を伺いながら

用心深く 巣を出入りしているのだろう。

春には、子リスをくわえて引っ越しをする母リスを見かけるかもしれない。

雪の少ない冬だったらしい。

ふと、樹木の害虫のことを思い出した。

厳しい寒さを免れた年は、害虫の発生が多くなるとか…

自然界は 複雑なようで 実は非常に理論的に 正確に

動いているのかもしれない、と不思議な気がする。

ブナの黄葉

Halloweenのころ
Busy season of squirrels

10月の終わり近く 黄葉のピーク。
リスの暮らす森は 黄色、金色、明るい茶色、そしてぽつぽつとオレンジや赤。
真夏の暑さはどこへやら、ある日から 朝は一桁の気温になっています。
リスたちはクルミ運びに大忙し。一日中 目まぐるしく走り回ります。
エサ台にオニグルミを載せておきますが、持って行くものを一応チェックする様子が
見られます。手に持って、くるくると鼻先で回して…
なめて自分のにおいをつけてから 埋めると聞いたこともあります。
(リスにではありません、リスの研究者に、です)

一陣の風が吹き抜けて、黄葉したコナラやブナの葉が舞い踊ります。
その景色が 私のハロウィーンのイメージ。
夕闇が迫ってくるころ、ざわざわと何かの気配…

街中に にぎやかに繰り広げられる仮装行列は、およそイメージに
合わないと感じてしまいます。

季節感のあるイベントを 自分流に楽しむのが好きです。