ムササビ

ムササビ
Japanese giant flying squirrel

 

5月末 友人宅に ムササビが巣作りをしたという話を聞いた。

〝屋根裏の 怪しい物音″の正体が、ムササビだった。

軒天に開けられたキツツキの穴を利用して、直径10㎝くらいの出入り口を作り

子育てをしていた。

2階の軒天はかなりの高さだが、家の中から見上げると、穴から顔を出した

ムササビと挨拶するような格好になる、そんな日が何度かあったとのこと。

巣から出て、庭の木の幹に飛び移ったところが、写真に収められていた。

日本産のネズミ目(齧歯目)の中では最大、皮膜を拡げて飛ぶ様子は、座布団のよう、

と誰もが思うようだ。

最近 森の中に イノシシが頻繁に現れ 路肩の落ち葉を

鼻先で掘り返しながら通った跡が、どこまでも続いている。

もともと この森を住みかとしている動物たちにとっては、

ずいぶん迷惑なことも起こっているのだろう。

心配なことが多い中で、ムササビの元気な暮らしぶりが判ったことは、

とてもうれしい出来事だった。