ヤマオダマキとウツボグサ


ヤマオダマキとウツボグサ
Aquilegia buergeriana / Prunella vulgaris ssp.asiatica

家の近くに、沢山の種類の山野草を育てている方があり、お庭を見せていただきました。
オダマキ(苧環)は、昔、糸を巻いたもの、ウツボ(靭)は、矢を入れる道具のことです。
ウツボグサは、カコソウ(夏枯草)ともいい、花が枯れたものを漢方薬の材料にしたそうです。
山野草を調べていると、薬用につかわれていたものが多く、東洋のハーブ、というところでしょうか。
古来、人間は、同時進行的に地球上のあちこちで、生きるための知恵を磨いてきたのでしょう。

チゴユリ


チゴユリ
Disporum smilacinum

庭の片隅、落ち葉の積もった半日陰の場所に群生していました。
草丈は20㎝前後で、一茎に1~2個の花をつけています。
隣家の方が、大きな木を何本か伐採され、もう1年半くらい経ちます。
そのため、庭の日照時間が、かなり長くなり、植生が変わってきたようです。

クリンソウとサクラソウ


クリンソウとサクラソウ
Primura japonica / Primura sieboldii

北軽井沢の野菜直売所で見つけました。
5月末、このあたりはまだ地場の野菜はレタスくらいで、
代わりに、でしょうか、山野草の鉢植えが数種類並んでいました。
種から育てたのでしょう、まだ小さい株なので、ためしに庭に植えてみました。
クリンソウは、大型で、草丈40㎝以上あります。
輪生した花が、一段咲き終わると、次の段が咲き、と、3段になっていました。
サクラソウもこの庭で少しでも増やすことができるといいのですが。
山の花が少なくなったのが寂しくて、昨秋、種を集めて数種類プランターに撒いてみました。
この春、小さな芽がたくさん出てきましたが、山に戻すのには大分時間がかかるのかもしれません。
初めての試みですが、『何とかしたい』と思うほど、山野草が姿を消しているのは
事実です。

ユキザサ


ユキザサ
Smilacina japonica

5月の終わり、散歩途中に見つけました。
花は、虫だけでなく、私の足も止めさせます。
図鑑で見ると、ユキザサよりも、ハルナユキザサに似ているように思います。
道端で描いてから、写真も撮ってくるのですが、細かいところを見落として
いることも多々あります。
もっとも、根の違いを説明されても、抜くことはないのでわかりませんが。

ミヤマガマズミとナツハゼ

 

ミヤマガマズミとナツハゼ
Viburnum wrightii /
Vaccinium oldhami Miq.

先に描いたミヤマガマズミの一週間後です。
葉の色はさらに濃くなってから散っていきます。
紅葉(黄葉)は、移り変わる過程が、彩り豊かで楽しみです。
ナツハゼの実は、実際にはもう少し黒く、食用になるそうです。
見過ごしていた植物に、花や実の時期に行き合わせて、
名前を知ることがあります。
ナツハゼはその一つです。