ブナの黄葉

Halloweenのころ
Busy season of squirrels

10月の終わり近く 黄葉のピーク。
リスの暮らす森は 黄色、金色、明るい茶色、そしてぽつぽつとオレンジや赤。
真夏の暑さはどこへやら、ある日から 朝は一桁の気温になっています。
リスたちはクルミ運びに大忙し。一日中 目まぐるしく走り回ります。
エサ台にオニグルミを載せておきますが、持って行くものを一応チェックする様子が
見られます。手に持って、くるくると鼻先で回して…
なめて自分のにおいをつけてから 埋めると聞いたこともあります。
(リスにではありません、リスの研究者に、です)

一陣の風が吹き抜けて、黄葉したコナラやブナの葉が舞い踊ります。
その景色が 私のハロウィーンのイメージ。
夕闇が迫ってくるころ、ざわざわと何かの気配…

街中に にぎやかに繰り広げられる仮装行列は、およそイメージに
合わないと感じてしまいます。

季節感のあるイベントを 自分流に楽しむのが好きです。

サクラソウ

サクラソウとニホンリス
Primula and squirrels

 

北軽井沢の 民家の間に残った雑木林の中に 偶然発見したサクラソウ。
かつては、荒川の河川敷などにも群生していたとか。開発に追われて
あるいは、盗掘され、最近では特別に保護されたところで生き延びているようです。
これはもう数年前ではありますが、かなりの株が かわいい花を
自然な環境で咲かせていました。
近所の方たちが、大切に守っておられたのかもしれません。
その後どうなったか、今年はこの場所を訪ねてみようか、でも 怖いような…
30年ほど前のスケッチブックに描いた花は、今では見かけないものも何種か
あります。

追記: 先日、北軽井沢を通った折、以前とは違う場所でしたが サクラソウを
見つけました。民家の敷地の片隅でしたが、数株がきれいに咲きそろっていて
ほっとしました。(2018年5月)

 

食客になったアカネズミ

アカネズミ
Large Japanese field mouse

 

夕方、カボチャの種をデッキの隅に出しておくと このアカネズミが食べに来るようになりました。
硝子戸の内側でネコとヒトが並んで見ているというのに 一向に気にする様子もなく、運んだり 食べたり…
何度でも来るので ゆっくりスケッチできました。

アカネズミたちは 地面にトンネルを掘って住んでいます。庭のあちこちに直径2㎝くらいの穴が開いています。
作ったばかりのようなものもあれば 何度も出入りしたのか少し崩れて大きくなったようなものもあります。
穴から頭を出したのを見かけたり、枯葉をいっぱいくわえて穴に押し込もうとしているのを見たこともありました。
フクロウやキツネに狙われながらも 彼らには彼らの生活がある と思うととても不思議な気分になります。
かつては 被捕食者である小さい動物たちを〝可哀そう″と思ってみていましたが 最近は人間の入り込む
余地のないすごく厳粛な世界、と感じるようになりました。

 

ホンドテン

ホンドテン
Yellow marten(Japanee marten)

5月初めのある朝 こんなお客がやってきました。
階段を使ってデッキに上がり ひょいと手すりに載って リスと同じルートでエサ台に。ネコかと見間違えたくらい平然と、エサ台に載ってこちらを見ていました。
「リスが来なくなるのでは?」と心配しましたが、テンが立ち去って15分後、リスはいつもの通り、クルミをとりに来たのでした。
警戒する、ということはないのだろうか?
出会ってしまったら 猛然と逃げる、これだけなのだろうか?
ときどき しっぽの短いリスがいるのは、テンにつかまれたとき しっぽの先を犠牲にして逃げたのかもしれませんね。