ムササビ

ムササビ
Japanese giant flying squirrel

 

5月末 友人宅に ムササビが巣作りをしたという話を聞いた。

〝屋根裏の 怪しい物音″の正体が、ムササビだった。

軒天に開けられたキツツキの穴を利用して、直径10㎝くらいの出入り口を作り

子育てをしていた。

2階の軒天はかなりの高さだが、家の中から見上げると、穴から顔を出した

ムササビと挨拶するような格好になる、そんな日が何度かあったとのこと。

巣から出て、庭の木の幹に飛び移ったところが、写真に収められていた。

日本産のネズミ目(齧歯目)の中では最大、皮膜を拡げて飛ぶ様子は、座布団のよう、

と誰もが思うようだ。

最近 森の中に イノシシが頻繁に現れ 路肩の落ち葉を

鼻先で掘り返しながら通った跡が、どこまでも続いている。

もともと この森を住みかとしている動物たちにとっては、

ずいぶん迷惑なことも起こっているのだろう。

心配なことが多い中で、ムササビの元気な暮らしぶりが判ったことは、

とてもうれしい出来事だった。

ブナの黄葉

Halloweenのころ
Busy season of squirrels

10月の終わり近く 黄葉のピーク。
リスの暮らす森は 黄色、金色、明るい茶色、そしてぽつぽつとオレンジや赤。
真夏の暑さはどこへやら、ある日から 朝は一桁の気温になっています。
リスたちはクルミ運びに大忙し。一日中 目まぐるしく走り回ります。
エサ台にオニグルミを載せておきますが、持って行くものを一応チェックする様子が
見られます。手に持って、くるくると鼻先で回して…
なめて自分のにおいをつけてから 埋めると聞いたこともあります。
(リスにではありません、リスの研究者に、です)

一陣の風が吹き抜けて、黄葉したコナラやブナの葉が舞い踊ります。
その景色が 私のハロウィーンのイメージ。
夕闇が迫ってくるころ、ざわざわと何かの気配…

街中に にぎやかに繰り広げられる仮装行列は、およそイメージに
合わないと感じてしまいます。

季節感のあるイベントを 自分流に楽しむのが好きです。

サクラソウ

サクラソウとニホンリス
Primula and squirrels

 

北軽井沢の 民家の間に残った雑木林の中に 偶然発見したサクラソウ。
かつては、荒川の河川敷などにも群生していたとか。開発に追われて
あるいは、盗掘され、最近では特別に保護されたところで生き延びているようです。
これはもう数年前ではありますが、かなりの株が かわいい花を
自然な環境で咲かせていました。
近所の方たちが、大切に守っておられたのかもしれません。
その後どうなったか、今年はこの場所を訪ねてみようか、でも 怖いような…
30年ほど前のスケッチブックに描いた花は、今では見かけないものも何種か
あります。

追記: 先日、北軽井沢を通った折、以前とは違う場所でしたが サクラソウを
見つけました。民家の敷地の片隅でしたが、数株がきれいに咲きそろっていて
ほっとしました。(2018年5月)