久しぶりの小さな個展です
春らしい絵を選んで展示いたします
場所 A COURTYARD by SIROCCO
長野県東御市本海野
期日 20、21、26、27/ March/ 2022
2、3、9、10/ April/ 2022
週末のみのオープンになりますが 海野宿ひな祭りイベント、
千曲川沿いの桜の開花と併せて 足を運んでいただければ幸いです
時々遊びに行く『LUOMUの森』。 最近まで大規模なフィールドアスレチックがありました。
今は、森の樹木を保護するために設備が取り外され、今までゆっくり見ることのなかった角度か
建物の姿を見ることができます。
こちら側が 100年ほど前に建てられた時 正面玄関だったとのことです。
入口には 馬をつなぐ場所があります。
北軽井沢の森の中に、往時の主は馬車で訪れていたのでしょうか。
コロナウィルスの蔓延は いつ収束するのか先の見えぬまま。
ワクチン接種はしたものの、静かな山の中に『県外ナンバー』の車で入っていくことは
躊躇してしまいます。
これは 7月初めのスケッチ。
大好きな高原の夏を 今年もゆっくり味わえぬまま 時間が過ぎていきます。
山の3月は 雪がほとんど消えても、木の芽が伸びるには まだ寒い。
それでも雑木林の梢は 赤紫を帯びて 山は 柔らかい色合いになってくる
谷に朝靄が立ち込め 土の匂いが春を告げている。
今は、こんな景色なのだろう、と想像する。
2019年の暮れから COVID-19という新型の感染症が 世界中に広がっている。
先の見えない病気との闘いに疲れたかのように 世の中には不穏な空気が
溢れているような気がする。とにかく 誰にでもできることは極力 人との
接触の機会を減らす、ということで 山にもずいぶんご無沙汰している。
でも 想像することはできる、山の季節の移り変わりを、動物たちの営みを…
人間以外の生き物は いつもの年と変わらず春を迎えようとしている。